GMTマスター2
ROLEXのモデルの中でも根強い人気を誇るのがGMT MASTER II(GMTマスター2)だろう。
1955年にファーストモデルがリリースされた。
サブマリーナーのステンレス製回転ベゼルのノウハウを流入して、異なる時差への対応という国際線パイロットの要求に答え、アメリカの航空会社と共同で開発された。
当時その航空会社は世界で最も権威のある航空会社とされていて、GMTマスターが航空会社推奨の時計として正式採用されることで、ROLEXの信頼、ネームバリューはさらに拡大することになった。
またGMTマスター2は世界初セカンドタイムゾーンを表示できる時計でもあった。
2カ国の時間を同時に表示するという機能は当時画期的なものだったという。
現在のトラベルウォッチのパイオニアはGMTマスター2と言っても過言ではない。
ちなみに名前の由来はグリニッジ標準時計(Greenwich Mean Time)からきており、イギリスのロンドンにあるグリニッジ天文台の平均太陽時を基準とした、世界時間のすべてを、ひとつの時計に収めている。
また発売当時のモデルは2色に塗り分けられたベゼルが搭載されていた。
2色に色分けすることにより、針が示す時刻が昼なのか夜なのか一目瞭然となる。
以上のことからGMTマスター2は、おそらくROLEXのモデルの中では一番実用性が高いモデルだろう。
